大学に行く意味 学歴は必要なのか?

 こんにちは。理系大学1年のgakuです。今回は、世間でたびたび話題になる学歴、特に大学について述べようとおもいます。今回の記事は、特に進路に悩んでいる高校生に読んでもらいたいと思います。

 現在、日本の大学進学率は54.8パーセントとなっています。意外と高いですね。2000年には31・5パーセントであったことを考えると今の時代は大学進学は「当たり前」の選択肢なのかもしれません。ではなぜこのように2人に1人以上は大学に通うようになっているのでしょう。それはやはり日本社会で「大学は出たほうがいい」という風潮が高まるようになったからでしょう。データとしてその考えを照合してみましょう。男性の場合、大卒の生涯賃金は平均で1億8000万ほど、高卒の生涯賃金は1億4000万ほどとなっています。ただこれは平均なので一概に大卒の方が高いとは限りません。これを見ると収入面、職の安定性という観点では大卒の方が有利であると言えそうです。もちろん、お金が全てではありませんし、この尺度だけで大卒のほうがいいとは言えませんが。じゃあどっちなんなんだよ!、と言いたくなるのは分かりますが僕なりの結論を先に述べたいと思います。

将来やりたいことがあって、それが大卒でなくてもいい場合大学に行かなくてもいい。それ以外の場合で金銭的な余裕の許す限り大学に行ったほうがいい。です。

 大学進学というのは気軽に決めていいものではありません。それは多額の学費のためです。自分で学費面、生活面を工面するというのはほぼ不可能で、多くの人は親の支援を受けることでしょう。自分も昔は分からなかったのですが、お金を稼ぐというのはとても大変なことです。大学進学は親とよく相談し、慎重に決めましょう。さて、将来やりたいことがあって、それが大卒でなくてもいい場合、というのは具体的に言うと職人さんであったりとか、役者、演者さんになりたいといった場合です。もちろん大卒の人でもこれらの仕事につくことができます。はい、僕が一番言いたいのはここです。大卒資格を持っていると、職業の幅が大きく広がるということです。これが大卒の大きなメリットでしょう。就職の際の応募条件で大卒資格を条件にしている会社は多く存在しますので。また、将来やりたいことが決まっていない高校生も大学に進学することを進めます。高校生の段階で将来の仕事を決めるというのは難しいと思います。かくいう自分もやりたいことが見つからないまま大学に進学しましたが、現在はやりたいこと、将来の目標が見つかっています。大学生というのは今までと違って自由な時間が増えます。この時間はやりたいことを見つけたり、自分を見つめなおしたりするのに最適な期間です。

 

進路選択は慎重に、周りの大人とよく相談して決めましょう。また、一つの情報にとらわれることなく、多くのことを調べた上で決断しましょう。たくさん調べた結果であれば後悔も生まれないはずです。高校生のみなさんが納得のいく決断をされることを願っています!